昨日、2号ハウスから奥さんと戻り、変な時間に寝てしまい、そして変な時間に目が覚めてしまったのだけど完全に目が無意味にランランになってしまったので(文字にするとヤバい表現になってるが勿論変な薬とかはやってない笑)
最近、奥さんが側にいると思い切り気を抜いてしまっていてブログの更新もサボリ気味になってるし、起業する時にこれは理解しておいた方が良いよなって考え方を残しておく事にする。
無意識の比較
まず、絶対に夢はデッカく持つべきだ。
これは揺るぎない。
ものすごく良く耳にする度に勿体無いなと感じるのが、例えばケーキ屋さんをやりたいと。
街で人気のあのお店よりも美味い、どこよりも美味いケーキ屋さん。だけど、今は事業資金がないからとりあえずクッキーを売ろうと思う。
こんな話をめちゃくちゃ良く聞く。
その度に僕は「いやいや、そりゃ違うだろう。最初からケーキ売ろうよ」と思うのだ。
そこでなぜクッキーを売ろうと思うのかについて聞いてみると、無意識下で街の有名なケーキ屋さんをベンチマークにしていると言う場合が凄く多い。
設備、実店舗、雇用など何もかも今の自分には実現不可能であり、取り急ぎクッキーならば家のオーブンでも焼けるし…。と言う具合だ。
要は美味しいケーキ屋さんが夢のはずなのに、初動の段階で路線変更になってるんだけど、本人は路線変更とは気付いていないのだ。
美味しいケーキ屋さんを作る場合、何よりまず先に必要なのはオリジナルのレシピ開発だ。
専門的な事はわからないが、恐らくコンベックスオーブンなどのプロ向けの機器なんかも必要だろう。ならば、いきなり新品を買おうとするから難しくなる訳で、中古の厨房機器なんて今の時代いくらでもある。
街の美味しいケーキ屋さんも急に今の姿になってる訳ではなく、地道な下積み時代から初めて今日に至っている訳で、無の自分と比較すりゃ差があるのなんて明白なのだ。
なのに無意識に完成された姿と今の自分とを比較して当然に劣っている自分にガッカリしてしまったり「現状を踏まえてー」なんて言いつつ結果論として路線変更になってしまっていて、表面上は起業の第一歩を踏み出したように見えるものの、現実としては夢はちょっと遠のいた風味になってる事が少なくない。
さっきのケーキ屋さんで言うなら、今の時代無店舗でもケーキ屋さんは出来るし、美味しいケーキを作るって言う根底の要素がしっかり出来てさえいれば、それをどのように魅せてどんな販売形態、販路で売るのかと積木のように組み立てて行く方が遥かに夢の実現が早くなるのにな…と思うのだ。
ちょっと矛盾するかも知れないけど、2号の利口なやり方を解説してみたい。
彼女は今は売るものはないけれど、ネットでお店を持ちたいと考えた。いや逆でしょうよ笑
と思うかもしれないけど、恐らく彼女は実店舗で働いた経験はあれど、ネットでお店が作れると言う事に実感が沸かず、自分の目で見える形でそれが本当に出来るのか?と言う事を体感したかったのだと思う。
売方も恐らくSNSやYouTubeを通じて自分のショップにと言う現代の王道とも言える経路でと考えているのだろうと思うが、その経路のひとつが現実のものに出来るんだと言う肌感が無いと先に進むモチベーションにならないと考えたのかも知れない。
これをコスト0でやってのけたんだから大したもんだ。何なら見覚えのあるパソコンが家に置いてるなと思いきや、奥さんの以前使ってたパソコンを貰って隙間時間で作ってみたのだそうな。恐るべし。
夢の叶え方の辿り方や経路は人それぞれだと思うんだけど、お店にせよ何にせよある程度時間を掛けて創り上げられた形と今何も無い自分とを比較してしまって「自分には無理だ…」と諦めてしまったり、全く方向が違ってしまってる事って結構多かったりするから注意が必要だし、とっても勿体無いと思うのだ。
大切な事はどんなに小さな一歩でもいいからまずはやってみる事が1番大事。
ケーキ屋さんを例に挙げると、オーブンを買う資金も難しいなら、まずは理想のケーキの絵をいくつか描いてみて、それを構成するフルーツだったりチョコレートだったりをイメージしながら見える化してみる。なんて事もコスト0で出来るし、めちゃくちゃ重要な最初の一歩だと思う。
人はついつい3段飛ばしとかで物事を考えたり比較しがちだけど、殊更起業のハードルを自ら高くしてしまってる事になりかねない。
小さな事からでも全然大丈夫。
ひとつひとつ確実に積み上げていく手を止めない事。
あれ?そういや何でケーキ屋さんなんか例に出したんだろ?と良く良く考えたら、昨日みんなでイートインの出来る和菓子屋さんにいったんだった笑
お腹減ってきたからセブンでもいこっと!
Comments by webmaster