突然ですが、メモは取ってますか?
メモ=備忘録と言うのは一般的な使い方だけど
それだけじゃあ勿体ない。
AIがどんどん発達してきて色んな仕事がAIに取って変わると言われる昨今、AIやロボットが出してくる答えとは角度の違う人間ならではの切り口が求められる世の中になるのは間違いない。そんな人間だからこその知的生産力が求められるようになるはずだ。
僕は良く人から「なんでそんな事思い付くの?」とよく言われるが、人より本を読んでるわけでもなければ、人よりその分野に対して勉強してる訳でも無い。
ただ単に日常生活から感じた事や思った事を記録して、そしてそれについて振り返ったり考える量が僕に前述した質問を投げかける人より少し多いだけなのかもと思う。
そこで今回は特に今日、なかなかの時間を割いて1人会議したので一体どんなプロセスで1人会議をやってるのかを書き留めておこうと思う。
手順を先に書いてしまうと以下の3ステップを実践している。
1 日常感じた事、気づいた事を何でも書く
2 書き溜めたメモをノートに転記しながら思った事や自分の解釈を書く
3 自分の思った事でもいいし、取りまとめた事をAIにぶつけてみる
順番は1→2→3でも良いし、何なら1→3→2でも良い。とにかくAIにぶつけて終わりではなく最終的に辿り着いた答えや今後の為になりそうな事はノートに書き留めておく
と言う事を繰り返していくかんじ。
これをずっとやってると頭の中に何か浮かんだ事をすかさずメモする習慣が見につく。
人って結構、1日の中で色んな事を考えたり、こうかな?と感じたりする事が結構ある。
何も考えないなんて日は絶対にない。
そうした思い付きは、言わばプールに落ちた数滴の雨粒のようなもんだ。記録しておかないと小さな波紋は発生するが、やがて波紋は消えてしまい雫が落ちた事すら無かったかのようになってしまう。
この波紋を逃さず記録するような作業のようなもんだ。
こうする事で漠然とした思いが明確になって行く。
ずっと1と2をやってきたんだけど、更に近年は自分の気付きや考えの外側も欲張って知っておきたい欲求が高くなってAIに聞いたり、時にはAIの中で何人かの役割を与えて議論させてみたりしている。
有り体な答えしか返って来ない時もあるけど、たまに「へぇ」と思うような返答も返ってきたりするのでなかなか面白かったりする。
こうした事も加えて記録し続けている。
最後が1番の肝の部分で、これを毎週必ず振り返っている。必要に応じて必ず定期的にゼロから見直している。
そうするとそこでまた新たにアイデアが浮かんだり、別な視点で物事が見られたりするから面白い。
この「へぇ」とか「面白い」って感じるのがすごく重要だと思っていて、当然の事ながらインパクトのある事ってちゃんと記憶してるけど、平凡な事ってすぐに人って忘れてしまうもんです。
一方、インパクトのある事は心で記憶してるから結構色々覚えてるもんなのだ。
脳ではなく心で覚える量を増やして行くと引き出しが沢山増える。沢山増えた引き出しを必要な時にいくつかパパッと開いてる。
たかがメモと侮るなかれ。実際にこの方法を実践してきてこれまで数え切れないほどのアイデアを現実のものとしてきたし、紙切れ1枚から何億も生み出してきたので、実践したのにまるっきり役に立たなかったと言う事はないはずだ。
そしてこのメモに限っては絶対に紙のメモじゃないと無理だと言う事も併せてここに記録しておこう。
てな事をやり出すと、より書き心地の良いサイズは?スラスラ書けるペンは?ととびっきりのメモ探しや最高の一本を求めた底なし沼のペン沼にはまっていったりするのだ。
沼にハマりまくって何なら今も抜け出せずにいる僕からアドバイスしておくと、道具にハマるのはほどほどに。実践する行動にエネルギーを傾けた方がお金掛けずにやれるからいいよーって事だ。
思い返すのも嫌になるが恐らく数百万は使って来たと思う……。
余計な事考えずに早く寝よう……。
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