インテリアデザイン
今日は動いているプロジェクトについて、インテリアデザインの方向性をそろそろ決めなければならず、昨晩から思いを巡らせていた。
その街の持つ雰囲気や空気感を無視して自分よがりでデザインすると浮いたものにしかならず、そこで生まれる違和感はお客さんも感じてしまうのではないかと思っている。
そこに調和しつつも今までにない、でも奇をてらったようなものではないものをイメージして、形に落とし込んで行く作業を何度か繰り返している。
アイデアを生み出そうとした場合、ある一定の知識の蓄積が必要だ。当たり前の事なんだけど、ゼロから何かは生まれる事はないし、単純な何かと何かの足し算や掛け算では薄っぺらいものにしかならない気がする。
今となっては名前の出せない有名になったインテリアデザイナーとしばしば会う機会が昔あったのだけれど、彼も夜型で、昼間は寝ているか隙間時間に良く小説を読んでいた。
傍目から見ると全然仕事をしていないように思えるのだけど、最近すごく彼の行動が理解出来る気がする。
思うに彼は小説のストーリーの中で展開する風景を絶えずイメージしていて、そこに映し出される情景やインテリアの最適解を繰り返し繰り返しイメージしていたのではないかと思う。
そしてそれこそが彼の紡ぎ出すデザインの核となる部分になっていったのではないだろうか。
彼のそれと同じとは恐れ多くて言い難いが、昨今似た感覚を覚える事が多い
CMネタ
自社CMも全て僕が自分で作製している。
今春新たに出店する店のCMももう、同時進行で構想は進めていて、頭の中にはいくつかプランがある。
CMのためではないんだけど、作曲のストックが何曲かあるので、そこから音源も使える。
撮影機材も揃ってる(と言うか今の時代iPhoneでも撮影出来る事はAppleが証明してるしね)ので撮影コストは限りなくゼロに近い。
女優は2号にお願いするので、強いて言うなら2号に可能な限り還元してあげるようにしたとしても会社的には何の問題もない。
環境は万全に揃ってるので、後は何を伝えたいのかだけなのだ。勿論、プロのコピーライターのように強烈なメッセージを短い言葉で伝えるなんて事は僕には無理だし、そこを目指していない。
極力、短いセリフと非言語で伝えるメッセージを重視していて、どうしても30秒の中で伝えたい言葉だけをセリフにするようにしている。
核となるメッセージはもう決まってるので、それにどんな言葉を挟んで伝えるか。
5秒あるなしの時間の中に収まる言葉をここから数ヶ月かけて探していこうと思う。
今日一日。
今日はうちの奥さんに「本日の奥さん」のコーナーはお休みすると伝えていたので何も書かずに終わろうと思う。特にいつもと変わらない平和な日だった。
とにかく新たに何もない場所に出店すると言う事は、僕にとっては本当に骨の折れる事で、建築のデザインからインテリア、家具、カーテンは勿論、植栽に至るまで全て自分でやらねばならない(と言うか他人任せにしたくない)し、プロモーションまで自分で全て編集から決定しなければならないのでホイホイ出来るほど甘い話じゃない。
これから数ヶ月はこっち寄りに神経が削られそうなので、それこそ小説や映画を沢山読んで感性の幅を拡げて行きたい。
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