今回は想像通り、いや想像以上の大渋滞祭りだった。なにしろ10kmの渋滞が4箇所で発生していた。
最後の方はもう渋滞に捕まるのは絶対に嫌だと高速を降りてまで迂回したくらいだ。
今回の件は大いに今年の年末の反省にしたい。
年末年始は車で遠出するもんじゃない。
と言うか、12/28-1/5辺りまでは移動すべきじゃないな。こう言うちょっとした気付きを記録しておけるからブログは便利だ。
普段は車に乗るとあれやこれやと色んな思いが頭を巡るものだけど、今回はとにかくトイレ行きたい!!
1時間以上かけてやっとこさ渋滞を抜けて、そこから10km以上走ってやっとこさ辿り着いたPAのトイレは案の定、みーーんなトイレ我慢してるもんだからトイレも大渋滞!
もう本当にマイ貯水タンクも限界なんじゃないかと思うレベルになってやっとこさ順番が回ってきて構える事が出来た。
すぐに僕の隣に人が立った。そして隣の人は用を足して次の人が僕の隣に立った。
僕はまだ止まらない。
2番目の人も終わり立ち去った辺りでようやく僕の放水は佳境に入った。
誇張一切無しで本当にそのくらい延々出るわ出るわ…。
やれやれと思ってペットボトルの飲み物を買う→また渋滞に捕まる→トイレ行きたい
このループを何回も繰り返した…。
そしてこう言う時、大抵の場合うちの奥さんは忙しかったりする。何度か気を紛らわそうと電話するも
1.家事してて忙しくて気づかなかった。
2.今買物に出掛けてる
3.次の店に移動して買い物中
4.ご飯を作ろうとしていて忙しい
5.ご飯を食べている。冷めたら嫌だから
6.食べた後の片付けをほったらかしてマッサージチェアに乗っている
7.これから洗い物をしようと思う
という7連敗で電話を瞬殺で切られ、何なら渋滞祭りをとっくの昔に回避した後に奥さんから「今どこ?」と電話を貰えたのだけど、やっぱり今回も98%くらいは奥さんが喋っていて、如何に年末の紅白のB’zが与えた世間へのインパクトが大きかったのかとか、
ウルトラソウルの後の掛け声はハイ!が正解なのかヘイ!が正解なのかネットで大論争が起こってるらしいよと言う話をひとしきり話した後に「よし!ご飯も食べられたのなら安心したから今からお風呂入るね。じゃあ」と本日もやっぱり突然シャットダウンされたのだった。
個人的に男として彼以上のカッコいい男なんていないと思う永遠の憧れは紛れもなくB’zの稲葉さんだし、稲葉さんみたいな髪型にするぞとかなりの頻度で決意するのだけど、そう思った時は毎回決まってかなり短い髪型で、中途半端に伸びた段階で鬱陶しさに耐えられず切る→また伸ばしたくなるの繰り返しをもう10年以上は繰り返してきてるよね俺。
と思ったのだけど、うちの奥さんが過去の僕の写真を引っ張り出してきて「今より長い時あるよ」と見せてくれたのだけど、やっぱりその時の髪型も稲葉さんを相当に意識したような、中国かはたまた黒電話の国あたりで作られたような稲葉さんの全然似てないバッタモンみたいな感じのおっさんが奥さんのiPhoneに写ってたので、今度こそは中国産か黒電話の国産の稲葉さんのバッタモンであったとしても、もう少し上級コピーになるように美容師のお兄さんを困らせるべく頑張って髪も伸ばしたい。
そうや。髪を伸ばすとなると50の足音が聞こえて来るようなおじさんは避けて通る事が出来ないハゲ対策も同時進行で必要なのだ。
数年前におかんに「あんたも流石にちょっとハゲ出して来たね?」と言われてからかなり真剣に植毛を考えていて、でも血を抜くだけでも毎回怖くて仕方ないのに手術なんてとんでもない!って事でそれこそありとあらゆる薄毛改善方法を探った。
実際ハゲ対策に関する本はかなりの数目を通したし、何なら新種のパンケーキでも作るん?と思うようなハトムギ粉やら柿の葉っぱの粉末やらを混ぜた自家製シャンプーのレシピなんかも本を読んで取り入れてみたりもした。
そうやって色々試した結果からの、何かの検索からか何かからここに辿り着いた迷える子羊のようなおじさんにアドバイスするなら
ハゲは病気やから大人しく薬で治せ。
ハゲは訳の分からん方法では絶対になおらん。
である。マジでありとあらゆる事をやった。
これでダメなら植毛しようと決めて薬を飲み出してから、奥さん曰く気にならなくなったとの事。
そもそもはせめて1号と2号が嫁ぐまでの間は絶対にハゲてはならない。彼女達の晴れの日にハゲの陽で泥を塗る訳にはいかん。というふざけて書いてるが至って真剣にそう思っていた事が何よりの動機だった。
後ねぇ、僕くらいの世代の人は共感してくれると思うんだけど野球部入ってたら強制坊主だったのだ。小学校2年生からずーーっと坊主。
思春期の頃ってね坊主=ハゲなんですよ。
ルール上5ミリが基本だのちょっとイキって8ミリだのやってましたけど、そんなもんは野球部内の本当に小さな抵抗でしかなく、同級生からは完全なるハゲ扱い。
バンドをやっても坊主なもんだから何を着ても決まらないし、そもそもステージにも立ちたくない。
という悔しい事の連続だったもんだからどんなに名門校から声をかけて頂いても甲子園と自由な格好で生活できる事とを天秤に掛けたら比べるまでもなく後者だったので、絶対に首を縦には振らなかった。
そんな劣等感が恐らく未だに抜け切れていないのだろうと思う。だから未だに髪を切れと言われるのは物凄く抵抗感があるのは思春期のトラウマがまだあるのかも知れない。そんな思春期の中デビューしたB’zの稲葉さんは僕達世代の理想像(長髪で男前、歌もめちゃくちゃ上手い)なもんだから、やっぱり永遠の憧れの存在なのだ。
そんな薄毛を本人的にはもう少し何とかしたいと思ってるが、飲み薬は飲み続けてるので、塗り薬と併用やなと思ってる。
ただし、欠点が一つだけある。
薬でハゲをどうにかしようとする場合、改善はする(のだろうと思う)しかし、片道切符なのだ。
飲み出したら死ぬまであるいはハゲても良いと思う年までずっと薬を飲み続ける必要がある。
聞くところによると薬を飲む事を辞めた途端、ジェットコースターを駆け降りるかのような勢いでハゲるらしい。だから僕ももうハゲても良いかなと思うまではずっと薬を飲み続けるしかないのだ。
そう言えば年配の医者って結構な確率でハゲてるよね。僕のかかりつけの先生に定期的に血液検査をして貰ってて。
悪玉コレステロールの値が高いとかで薬を処方されていて、そんな関係で毎月先生とは顔を合わすのだけど、こんな話もあったから書いておく。
先生「うーん…君、昔から診てるけど肝臓の数値ちょっと高いよな。家系的にそう言うモンなんかも知れんけどなぁ。まぁ今の所問題ないとは思うけどな。君、酒も呑まへんもんなぁ?他になんか薬飲んでる?」
僕「はい、先生から処方してもらってる以外ですとAGAの薬と夜型の生活しているんで安定剤を処方してもらって寝る前に飲んで強制的に寝るようにしています」
先生「AGA?AGAって何よ?」
僕「あっ、ハゲの薬です。ハゲるの嫌なんで」
先生「ふぅん……。効く?」
僕「妻が言うにはかなり改善したと…」
先生「そうか…。僕もう間に合えへんやろか?」
僕「大至急やりましょ」
なんてやり取りがあった。
そして、診察が終わり受付近くの壁を見ると薄毛でお悩みの方、お気軽にご相談ください。AGAの処方薬ありますってガッツリポスターを掲げていたのだけど、先生はすだれのようにハゲていた。恐らくもう間に合わない。と言うか患者に勧めるポスター掲げる前に自分で試さんかい。
今回も渋滞の話題から稲葉さん、そしてハゲと話題が脱線オブ脱線でやっぱり何のまとまりもないんだけど、とにかく無事にトイレも間に合ったし、事故もなく到着したんで良しとしておこう…。
世間は明日まで正月休みなのかな。
僕は明日から遅ればせながらの新年の挨拶回りからゆっくりと今年の仕事始めとしようと思う。
今年は目指せ稲葉さんやな。
でも、B’zのドラマーは絶対にこの人以外にいない!と確信しているシェーンガラースも実はめちゃくちゃ男前で、なのに素晴らしいドラマーでもあると言う二物を持つ人がひょっこりB’zのサポートメンバーに復活していた事が僕にとってはB’zが紅白に出た事以上のサプライズだったのだ。
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