今日は奥さんと岡山駅で合流して津山の桜祭りに。
もう大分散ってしまってたけど、ハラハラと落ちる桜とまさに今年の春最後のひと咲きと言った具合の綺麗な桜も楽しむ事が出来た。
津山城への入場料を取るだけあって、とにかく環境がめちゃくちゃ整えられている。
トイレは至る所にあるし、ゴミ一つ落ちていないくらい周辺もすごく綺麗。管理しておられる方のご苦労の賜物です。色々素晴らしかった。
尾道まで足を延ばして、お気に入りのレストランでディナーを食べて帰路へ。
久しぶりに奥さんとゆっくり過ごした。
明日からまたしばらく奥さんの元で心の洗濯と充電をしたい。
閃きからの発展
今の僕の事業はいわゆる閑散期に入っている。
どんな事業であれど繁忙期と閑散期が存在するし、シーズン的にも毎年こうなるのは想定内なのだ。
だけど、今年の谷の深さはかつてないレベルで深く、そして長期化している。僕の会社がどうのではなく業界的にヤバいレベルらしい。
実際、僕の会社も相当な損失だ。
こうなってくるとアレコレどうにかしようと考えるが、決まって碌でもない事ばかり考えてしまうので、目先の何かをどうにかしようではなく、もっと視点も目線も変えて長期的に影響する何かをじっくり考えよう…。
そんな事を日夜考えていた矢先、ある物が目に入った瞬間、何かが閃いた。
あれ?これってもしかして…。
調べたらすぐに糸口が見つかった。
何か基準となるデータが存在する訳ではないから比較検証は全てモノ、コトの背景から読み取って仮説を立てて考えるしかないのだけど、導線から考えても間違いなく僕の強味が1番発揮されると確信を得た。
これらの一連の事についてはまた折を見て家族の皆んなには報告したいと思う。
今回の1番重要な気付き
そして、もう一つしっかりと記録しておきたい事は1番最初の取っ掛かりとなった気付きの時点から、更にはこれを会社としての新規事業として本気でやって行こうと決心するまで何度もメモに書き留めておいた事が極めて重要なポイントだったと言える。
何なら正直に告白すると、最初に今回のアイデアのタネになった出来事は数ヶ月前に既に思い付いていたのだ。でも、それをメモに記録していた事。
更に重要なのはそのメモを見返したと言う事なのだ。
こうして文字にしてみると別になんて事ないしょうもない事のように思われると思うが、そもそもビジネスの場で自分の仕事や考えを振り返る、言い換えるなら復習する人は極めて少ない。
せっかくのアイデアのタネを見付けても、振り返らない限りはよほどのインパクトがない限り忘れてしまう。
ホリエモンがメモを取らない事は有名な事だし、彼曰く「そもそも忘れてしまう事なんて所詮その程度でしかない。だからメモを取る必要なんてない」との事だけれど、忘れちゃいけないのは彼は東大に入るレベルの頭脳の持ち主だ。べらぼうに頭が良い。頭が良いと言う事は記憶力も半端なく凄い。
そんな天才の言う事を鵜呑みにして「ホリエモンがこう言ってるのだから」と彼の頭脳と自分の頭脳を同一視する事は極めて危険だし、いくつものチャンスを知らず知らずのうちに棒に振っている事と同じだと思う。
とまあ、僕の考えを他者に押し付ける気も正当化する気もないが、僕の場合はやっぱり今回もまた何てことないメモから数億円レベルの新規事業をスタートさせる事になった訳だから、やっぱりメモの持つ魔力は恐るべしと言ったところだった。
そんな訳で自分の中での文具好きが功を奏した出来事がまたひとつ増えたので、この病気はまた当分治る気配はないのでした。
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