1人になるととりわけ夜に考え込む事が増えて昼夜逆転の傾向が強くなる。

昨日と言うか寝たのは6時。起床は13時。

海外に住んでいるかの如く時差がある。

そういう時に限って余計にそれを加速させるような映画を観てしまった。

ジブリの「君たちはどう生きるか」

アニメってどちらかと言うと子供向けで話も単純である事が多くて、この前提の中でキャラクターのセリフやその存在背景で深みを出していってって作られ方が多かったように思うけど、この映画は全く子供向けの要素はない。

僕の頭が悪いのもあるかも知れないが、一度観ただけでは1つのキャラクターを取ってもなぜそう言う設定なのか推察する事すら困難なものがたくさんある。とにかくメタファーがものすごく多く、様々なところに散りばめられたメタファーから非言語のメッセージを読み解く要素が強い映画なんじゃないかなと思った。

これまでのジブリの映画のような雰囲気とは全然違う映画だったけれど、個人的には何度も観てみて一体どんな事をメッセージとして伝えようとしているのかを探ってみたいと思う映画だった。

いやぁ、作家さんて本当に凄いなぁ。

そういや新海誠さんの「君の名は」とかも面白かったな。うちの奥さんはなぜかアニメは全く観ようともしない人で(良い悪いの話ではなく)かたや奥さんは僕が全然観ようとしない韓ドラは一生懸命みてるんで、そういうところの違い程度なんだけど、奥さんが興味を示した時にはお勧めしてみたい。

本日の奥さん

本日の奥さんは夕方、マンション駐車場の追加枠抽選に備えてテニスやら食事の準備やらもこなしていたようだ。僕が起きた時には既にテニスから戻り、夕方の抽選に備えていそいそと家事をこなしていたご様子。

肝心の抽選はと言うと、抽選に至る手前のギリギリのタイミングで我が家は9番目のエントリーかつ追加枠であり、他の人は全員1台目のエントリーなので我が家に抽選が回ってくる事はない。

と言う事で参加せずしてアウトだった。

残念ではあるもののこればっかりは仕方ない事だ。

とはいえ、聞くところによるとマンションの駐車場確保は全戸に対して80%程度との事。

これからしばらくの間はまだまだ車の所有台数は増えて行くだろうし、駐車場のニーズは頭打ちどころか不足してくるように思う。

今や車は一家に一台なんて世の中ではなく、下手すりゃ1人一台の時代だ。マンションなど住まいの事情で奥さんのマイカーを諦め、夫婦で一台とするのはさておき、子供も同居となると通勤にもう一台は少なくとも必要になる。

この場合、外で駐車場を探す事になるものの必ずしも住まいのすぐ近くに空き駐車場があるとも限らず、いずれにしろこうした点で不便を感じる人も多くなりそうだ。

恐らくこうした所の「不を解消する」と言う着眼点で始めたであろう下記の事業は頭良いなぁと感心した。

富裕層向けなんだろうか。僕レベルでは検討すら至らない程の強気設定(に見える)けど、ほぼ満車なので事業採算はすごく良さそうだ。

https://garagingdays.com/rental_garage/kuchibue-garage/

恐らくこの事業が陰りを見せる頃にはとっくに設備投資はペイできているだろう。資金力のある人が仕掛けるビジネスはこんな風に手堅く中長期的に安定しているものである事が多い。

いやぁ、頭の良い人は本当にいくらでもいるもんだなぁと感心しきりの夜でした。