同業者同士の会合に参加するため

東京を経由して千葉へ。

東京の地価高騰が凄いことになっていて

実需要の人が買えないなんてニュースもありましたね。

土地価格はさておき、人件費やモノの値段は一旦上がったものが下がる事はない。

なんだかんだ言われながらも相場は需要と供給なのだから今の相場を保ちながらになるんじゃないかな。

今日は奥さんは忘年会。

「22時までには帰るね」と言っていたが、既に日付が変わろうとしてるが、帰ってくる気配は全くない。きっと色んな話に花が咲いているのだろう。

良い忘年会であり、更には望年会であるよう願う。

結構長い時間の1人での移動、実は苦にならないどころか結構好きだったりする。

何時までに着かなければならない訳でもなく、渋滞があってもまぁそんなもんだろうとさほどイライラもせず、目の前の道路状況や到着時間とは全く別な事を良く移動中に考える。

仕事の事、家族の事、これから先の事。

運転している時や新幹線で移動している時、

アイデアが降ってくる事が多い。

降ってきたアイデアをすぐに書き留められるようにメモ帳が離せないんですが、僕は備忘録としてのメモはほぼ書かず、その時感じた事をそのまま書く。

次にその事に対して自分はどう思ったのか、どう感じたのかを書く。

最後にそれらを踏まえてどのように行動するのか、あるいはどう結論付けるのかと言うステップでメモを書いてます。

このメモの型は以下の本から学んだ方法です。

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すぐに実践できてシンプルなんだけど、行動ベースまで落とし込めるんで、なかなか気に入ってます。

移動中に色んな事を思い付くもんだから、それこそ車で長距離移動する時なんかはしょっちゅうSAに停まってメモを書く。

すると予定がドンドン遅れて行く。

なので長距離移動する時は前乗りせざるを得なくなる。

でも、それで良いんだ。ある意味時間の制約がないのが僕の1番幸運なところなのかもしれないし。

話があちこちに脱線しまくって取り留めがないのだけど、これまでは受け手側の立ち位置だった事が、提供する側に立ち位置が変わった事がある。

事業領域が広くなったからこそなんだけど、反対側に立って見て初めて見える景色があり、なかなか興味深く感じている。

これまでそれこそ色んな事にチャレンジしてきて、色んな経験をしてきて感じるのが、

参入障壁が高い事業ほど、参入した後には旧態依然とした事しかやっておらず、そこに事業を大きく育てられるチャンスが転がっている事が多く

参入障壁が低い事業ほど、ありとあらゆる事が既に市場に出回っており、そこからニッチな事を探す事はことさら骨が折れるように思う。

後者の事業でニッチだと感じている事は、単に需要がなかったり、たしかにニッチではあるものの、まだニーズだと顧客が感じていない、ウォンツの段階だったりする。

勿論、ウォンツを提示して「こう言うのが欲しかったんでしょ?」とニーズを提起して行く事って凄く大切な事だし、僕自身それをやって行く事が好きだ。

自分の今やっている事業の中で精一杯頑張るフェーズを超え、ある程度自分の事業が回りだし、成長した時には、売上を伸ばす事だけが全てではなく、アップセルやクロスセル、リピーター作りの為の具体的な施策なんて教科書的な事は一通りやって来ているはずなので、それらを傍に置いてとまでは言わないが、自身を取り巻く様々な環境を見てみる事をお薦めしたい。

ちなみに僕は前述した自分自身の反対側にある事業に参入出来るようになるまで十数年掛かったけれど、今現在見る限りユルユルの真っ青なブルーオーシャンにしか見えない。

と言うかそもそも着手すらされていないし、僕のようにそこを突いていこうとする人もこれまで存在しなかったんだろうなとしか思えない状況だった。

結果はどうなるかわからないけど、来年からかなり自分自身の時間をこの事業の成長の為に費やすつもりだ。

こうした事を見付ける、発想する為の源泉となる視点や考え方は難しい事を日々考えてる訳ではなく、シンプルに「もし自分が提供される側だったらこうだったら嬉しいよね?」って言う事ただ一つだけだ。

難題であればあるほど、答えはすごくシンプルだったりするものなのかもしれない。

そのシンプルな答えを「自分にはそれは無理だろう」と決めてかかる事で、実は多くのチャンスを失っている事って結構あるんじゃないかな…と流れる景色を眺めながらこんな事をつらつらと考え、今日もまた夜が深くなってくるのでした。